育苗 * ニゲラ・デルフトブルー(種まきから冬越し)

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2022年3月に苗を購入し開花後に種を採取して9月に種まきしました
その育成記録をまとめした
これから同じお花を育てられる方の参考になれば嬉しいです

ニゲラ について

開花時期:5月〜7月
草丈:50cmくらい

白と紫の綺麗な花が咲きます
細長い形の葉も特徴的で、花と葉ともに綺麗です
開花後に花がバルーン状に膨らみますがこれもまたユニーク
花、葉、開花後 どれも楽しめるお気に入りの花です

開花時の様子(2022年5月)
目次

種まき

2022年9月上旬に種まきしました

使用した道具はこちら

  • 「そのまま植えられる土ポット ジフィーセブン」
  • 草花用培養土(ホームセンターで購入した安価な土)
  • セルトレー(25穴)
  • 霧吹き
ジフィーセブン
セルトレー25穴

ジフィーセブンは種まき用の土が不織布?で覆われており発芽後の植え付けが簡単とのことで購入
種まき初心者なのでまずはお手軽なものを使用
余っていた培養土もセルトレーに入れて使用しました

ジフィーセブンはこんな感じで水に浸すと土が膨らみふかふかになります
専用のトレーなど売っていますが、節約のため段ボールとビニール袋で代用

水に浸しているところ
ふかふかの土になりました

種と種まき

種はこんな感じ

生ゴミ用ネットに入れて保管していました
種がこんなにたくさん入っています

セルトレー1穴やジフィーセブン1個あたりに種3〜4個つづ撒いて、土を軽く被せます
ニゲラ の種は嫌光性種子と言って、光に当てると発芽しにくくなるので種に土を被せて遮光します

段ボールを使って種まき

お水は霧吹きで行いました
ジョウロでは水の勢いが強くて種が動いたり、被せた土が流れて種が見えてしまうからです
一番安い霧吹き買いましたがこれはケチらない方がよかった・・・
結構疲れます・・・電動だったり一回握るだけでたくさん噴霧してくれるような霧吹きもあるので
そちらがおすすめ

セルトレー25穴

というわけで、雨にも陽にも当たらない場所に保管します。
ウッドデッキ下奥底に仕舞い込みました

発芽

発芽の様子

種まき後、朝晩霧吹きで水を与えながら25日後に発芽
ニゲラ は気温20℃くらいで発芽するようです
種まきした時期が9月上旬とまだ残暑の中だったため、もう少し涼しくなってから種まきすれば発芽日数短かったかもしれません

発芽率は7割程度あったと思います
種かぶった状態でこんなに伸びています・・・・かぶった種は手で取りました

発芽。種をかぶっています
種を取るとこんな感じ

徒長

発芽後は陽に当てた方が良いのですが、当時私は発芽後もウッドデッキの下で管理してしまったので茎がどんどん伸びで「徒長」という状態に・・・

正常な苗(左側の小さいの)と徒長した苗(右側)

ヒョロヒョロ苗になってしまいました

途中からしっかり陽に当て、健康な苗もちらほら

ポット移植

間引き

発芽後、本葉が出てきた頃に間引きを行いました
1セル内に3〜4個の種を撒いていたので発芽した芽のうち健康な芽1つを残してカットします

たくさん芽が出ています
元気そうな苗1つを選定

ポットへ移植

本葉が4〜5枚出てきたらポットに移植
土はホームセンターで購入した安価な培養土

ここで活躍したのが「ジフィーセブン」
とにかくポットへの移植が楽でした
ひとかたまりになった土を手でつまめるので根を痛めることなくスムーズに植え替えできました
お値段高かったですがやはり初心者には心強い

こんな感じで簡単に持てる

セルトレーはかなり苦戦・・・
植え替え時期が少し早かったからでしょうか
セルトレーから苗を抜くのが大変でした
スプーンや割り箸で底のからすくい上げようとしますが思ったようにはいかず
根がちぎれたり、ちょっと強引に引っ張ってしまったりあたふたしてました(汗

スプーンでほじろうとしているところ
なんとか持ち上がったけど根が・・・

※後日、他の花で49穴タイプのセルトレー(穴の小さいセルトレー)で苗をもう少し成長させたら
だいぶ抜きやすかったでです
セルトレーサイズ選びと植え替えタイミング見極めるともう少し楽に植え替えれそうです

ポットへの移植完了

冬越し

加湿?根腐れ?

だんだんと寒くなってきた12月初旬
苗はこのくらいまで成長

2022年12月初旬の様子

なんか少し元気がないような・・・?
調べてみると「ニゲラ は湿気に弱い」とのこと
寒くなり土が乾燥にくくなってきたけど相変わらず毎日水を与えていたから根腐れした!?

一つ、分解してみました
根を痛めないようにそーっと・・・・

ポットから抜いた状態

すごい、こんなに根が伸びていたのかと感心しつつ、根腐れしていないか確認・・・
根腐れしていると根が茶色や灰色になったり、溶けたりするようですが

根の状態

うん、溶けてはいない、色は黄色〜白色
結論:根腐れはしていない。
だけど加湿にならないよう水やりは控えるようにします

水やりタイミングってホント難しい
「土の表面が乾いたら」の見極め。できるように日々土を観察します

1月上旬 葉が変化

1月になり今度は葉の生え方に変化が

2023年1月上旬の様子

なんだか真ん中に密集してる

茎が短く、葉と葉の間隔が狭く生えてきています
調べてみると寒さに耐えるため茎を上に伸ばすのをやめて、地際で葉を増やすようになるとのこと

また、5℃くらいを下回ると育成停止するようなので、1月はちょうどその時期なのかもしれません

1月中旬 葉が変色

1月中旬、密集している葉は元気そうですが秋ごろ大きく伸ばした葉は黄色く変色
枯れかけているように見えます

2023年1月中旬の様子

う〜ん、
冬の寒さに耐えるため変色している葉をカットして余分な力を使わないようにするべきか
光合成をたくさんしてもらうためにカットしない方が良いのか・・・
結果、4苗はカット、4苗カットしない にしました

黄色く変色した葉をカットしてみた

成長に差が出るでしょうか

左側:カットせずそのまま。右側:黄色変色した葉をカット

また成長してきたらブログにアップしていきます

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この記事を書いた人

ほんの小さなお庭でせっせと草花を育てて日々ときめいているガーデナー
育てている草花の育成記録をたくさんの写真を使ってご紹介しています
基本の育て方から実際の状況までみなさんのお役に立てる情報を掲載します!

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