・ 丈夫で育てやすい
・ 群生させるとナチュラルな野原のような雰囲気になるお花
種まき初心者とって「丈夫で育てやすい」は心強いですよね☆
初めての種まきはやり方や管理の仕方、冬越しできるかなどわからないことがたくさんあります
私もまったくわかりませんでした・・・。
そんな私でも矢車草のお花ははこんなにたくさん咲いてくれました♡
この記事では私が実践した種まきから開花までの成長の様子をまとめました
「種まきに興味があるけど失敗しないか不安」、「どんな作業があるのか知りたい」という方のお役に立てるよう具体的な作業なの写真や時期などをまとめています
矢車草は小さい苗のときからどんどん大きくなるので「しっかり育っているな」と実感しやすいのもうれしいPoint!
ぜひ一緒に種まきに挑戦してみませんか?
このページでご紹介するのは1年草の矢車草です。
「ヤグルマソウ」という日本に自生する別の植物と区別するため「矢車菊」とも呼ばれるようにもなりました。
購入した種にパッケージには「矢車草」と記載されていますのでどちらの名称も間違いではないようです
ふとお庭を見渡すと「あれ、なんだか思ってた庭と違う・・・」そんなことを感じた経験ないでしょうか?
草花だけでなくお庭全体を「素敵!」「おしゃれ!」にするお手軽な方法を紹介している記事もどうぞ↓
矢車草(矢車菊)について
科名 | キク科 |
属名 | ヤグルマギク属 |
原産地 | ヨーロッパ地方 |
草丈 | 90cm |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 弱い |
開花時期 | 4月〜6月 |
土 | 水はけの良い土 |
肥料 | 控えめでOK |
ポイント | ・1年草 ・育てやすい |
種まき
2022年9月2日、10月16日に種まきしました
9月の種まきは苗の置いた場所が日光不足で徒長してしまいました・・・(失敗の様子も紹介します)
9月の反省を踏まえて10月に再チャレンジしました
使用した道具はこちら
- セルトレー(49穴)
- 「さし芽・種まきの土」
- 底面吸水トレー
初めて種まきした9月のときは「セルトレー25穴」を使用しましたがセル(四角い穴)が大きすぎてポット移植が大変でしたので今回は49穴にしてみました
種まき用の土はバーミキュライトなどの無菌の土が入っているので発芽率が良くなります
楽天市場では同じ品名がなかったので花ごころさんの土のリンクを貼ります
上で紹介したセルトレーを入れるケースです。セルトレーの底面から吸水できる便利グッズ。
これを使えばトレーに水を張っておくだけでOK
種まき以外にもガーデング作業の台としても使えるのでなにかと使えて便利です
種と種まき
種はこんな感じ
種のパッケージにもしっかり書かれていますね「丈夫で作りやすい花」
この言葉に惹かれました 笑
セルトレーに種まき用の土を入れた後ジョウロで水をかけます
そのままだと土の中に空気が含まれすぎていて、とてもフカフカしているので指で少し押してあげます
そうすると湿った土が種をしっかり包み込んでくれます
1セルに種3〜4個づつまきます
種の上から土を少しかけて、霧吹きで表面湿らせます
後は底面吸水トレーにセルトレーを入れて吸水させます
発芽するまでの間は雨も陽も当たらない場所におきます
うちではウッドデッキ下に入れておきます
発芽
10月22日に発芽しました
発芽までの日数:6日
種まき後6日間で発芽 早い!
同時期に植えたオンファロデスリニフォリアは発芽まで21日かかっていました
発芽率は8〜9割くらいあったと思います
発芽後はしっかりと陽に当てます
陽に当てないと茎だけがどんどん伸びで徒長になってしまいます
陽に当てずにいるとこのように徒長します(下の写真)
セルトレーからポットへ植え替えのときに茎が倒れないように深めに植えたら問題なく育ちました
徒長しても諦めずに育ててみましょう!
※徒長した苗の植え替えの様子も写真付きで下のページで紹介しています
ポット移植
間引き
間引きしつつこのくらいまで成長
発芽から21日の様子
ポットへ移植
11月13日にポットへ移植しました
本葉が4〜5枚くらいになってきたのでポットへ移植します
土はホームセンターで購入した草花用培養土を使用
このくらい根が回っているとセルから苗がとても抜きやすいです
苗が簡単に抜けると後は簡単
黒ポットに土入れて仕上げます
ちなみに、徒長した苗は葉の重みで倒れそうになっていたので
まだ本葉も小さかったですが早めにポット移植して土で茎を支えるようにしました
冬越し
順調に成長しています
プランターに植えた方がかなり成長
12月に蕾ができ開花しました
本来は春に咲くのですが・・。
こちら徒長した苗
10月にプランターに植え替え
冬越し中(1月〜3月)の様子
1月 まだまだ苗は小さいですが他の草花と比べ根元、茎、葉どれも”しっかり”しています
種のパッケージに「育てやすい」と書いてあるのは本当だったんだと実感してます
2月 少しずつ大きくなってきました
鉢増し
3月 ある程度大きくなったのでここで鉢増ししました
使用した鉢はスリット鉢5号
鉢増しの様子はこちらで詳しく解説しています
摘芯 (当時の私は知りませんでした・・・)
蕾をカットするとわき目が出て蕾がたくさんつくようになります
この作業を「摘芯」といってボリュームを出すために行うのですが当時の私はそんなことは知らずカットせずにいました・・・
これから育てるからは「摘芯」でもっとボリューム◎な矢車草にしてみてください☆
草丈に要注意
草丈が高くなってくると風の影響を受けやすくなります
風が強くあたるところに置いていたらこんな風に曲がってしまいました、、、。
鉢が小さかったことと摘芯を行っていなかったため苗がヒョロヒョロだったからかもしれません
しっかり摘芯したり、支柱を使うなどして対策していきましょう
開花(4月)
ついに開花です
自然な雰囲気でかわいい♡
1つ1つのお花のアップをどうそ
たくさん咲きますので切り花にしてお部屋に飾ったりできますよ
こうやって並べるだけでかわいい・・♡
こんなふうに吊り下げて飾ってみました
生花をお部屋に飾るのっていいですね
まいあさ、晴れやかな気持ちになります☆
矢車草単品で飾ってもかわいいですし、ほかの草花と合わせて飾ってもおしゃれになります
まとめ
秋に種まきして翌年の春に開花しました
種まきから発芽率もよく、生育もよい。鉢増し後に少し水あげをさぼってしまったときもありましたが
元気に育ってくれました
群生した様子は野原のようでかわいかったです
初めての種まきにはとってもおすすめできます♡
ぜひ、一緒に矢車草育ててみませんか?