ベラボンで水耕栽培!土を使わないチューリップの育て方

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お花は植物は好きだけど土触るのに抵抗があるんだよね・・

草花に興味はあるけど、どうしても虫が苦手で・・・

確かに土を触っていると爪の中に土が入ったり、床や道具が汚れたりする・・

そんなときに役立つのがこれ「ヤシの実繊維のベラボン」
土のかわりとして使えるんだけど素手で触っても全然汚れないんだよ

このベラボンを使ったチューリップの育て方を伝えるよ!

と、いうわけで今回はヤシの実繊維のベラボンを使ったチューリップの育て方をご紹介します!

このベラボンは天然ヤシの実から作られていて、手で触るとふわふわ、床においても床が汚れることもありません。土と比べ、重さは1/3で軽い!可燃ごみとして捨てらえる!虫がわきにくい!清潔! とメリットが多いです

このヤシの実繊維のベラボンを使えばガーデニングを始めるハードルがグっと低くなると思います。またチューリップは花、葉、茎、すべてがシンプルなカタチできれい!虫もつきにくく、育てる手間もかなり少ないです

この ヤシの実繊維のベラボンを使ったチューリップの育て方について植え方から成長の過程、お世話のやり方までたくさんの写真でお伝えしていきます。ぜひ、一緒にヤシの実繊維「ベラボン」でチューリップを育ててみませんか?

この記事がこれからガーデニングを始める方や、ベラボンでチューリップを育てたいと思っている方の参考になればうれしいです!

ふとお庭を見渡すと「あれ、なんだか思ってた庭と違う・・・」そんなことを感じた経験ないでしょうか?
草花だけでなくお庭全体を「素敵!」「おしゃれ!」にするお手軽な方法を紹介している記事もどうぞ↓

目次

球根について

球根は、種とは違い大きなカタマリの中に水分や栄養がつまっているので比較的手間なく育てることができます

球根のなかでも「鱗茎(リンケイ)」と呼ばれる種類の球根は、球根も、花も、葉も、茎もシンプルで美しいものが多いです

チューリップも鱗茎です 他には、ムスカリ、ヒヤシンス、水仙などがります

チューリップなどの球根は花が終わってからもしっかりと栄養を与えると同じ球根で翌年も花を咲かせることができます

チューリップについて

科名ユリ科
属名チューリップ属
草丈30〜60cm(品種による)
耐寒性強い
耐暑性休眠期(夏は掘り起こして保管)
開花時期3月下旬〜5月上旬(品種による)
開花期間1~2週間程度
花色いろいろ
肥料元肥(緩効性肥料)+追肥(固形肥料)
ポイント・育てやすい!
・品種がたくさんある

土の代わりにヤシの実繊維のベラボンを使う

チューリップに限らずですが、植物を育てるときは基本的に土に植えます

土をつかうことでいろいろなイイコトがあるのですが、初めてガーデニングをやられるときや、室内やベランダ、お庭の床などを汚したくないときは土を使うことに抵抗がありますよね

また土は処分するのが少し手間で、普通の可燃ごみや不燃ごみの日に出すことができない地域がほとんどだと思います

そこで今回登場するのがこれ、土のかわり使える「ヤシの実繊維 ベラボン」

ベラボン・プレミアム

このヤシの実繊維ベラボンは、素手で触っても全然汚れません

ベラボンの中身

室内やベランダお庭の床を汚す心配がないのはとても使いやすいですね

そして軽くて持ち運びも簡単ですし、なんといっても可燃ごみで捨てれます

今回ご紹介するベラボンを使った育て方以外にも土を使わずに育てる方法を「水耕栽培」と呼んだりしますが一般的な水耕栽培だと、球根から生えた根を水に直接浸すため、背が高くなるチューリップだとフラフラして転倒しやすいです

深い器に入れるとふらつかず安定しますが葉も器に入ってしまうのでせっかくのきれいな葉が隠れてしまいます

ヤシの実繊維のベラボンを使えば土と同じような使い方、植え方ができるのでヤシの実繊維が茎を支えてくれ、背が高くなってもふらつかず安定するため簡単にチューリップの水耕栽培ができます

ベラボンを使って植えてみる

ではさっそくヤシの実繊維ベラボンを使って植えてみましょう!

まずは必要な資材を揃えます

必要な資材

チューリップの球根

ホームセンターや園芸店、インターネットサイトなどで購入します
種類がたくさんあるのでお気に入りを見つけましょう

12月後半くらいからはホームセンターで球根のセールが始まるのでオススメです!
半額以下で販売してます
(年内に植えてしっかり寒さにあてることができればOKなので12月購入でも問題なし☆)

今回植えたのはこちら、「ホワイトバレー」 3球入りで 110円 でした

チューリップ「ホワイトバレー」の球根 芽が出ている・・・

芽が出てしまっている球根は購入後すぐに植えて寒さにあててあげましょう

ベラボン・プレミアム

ヤシの実繊維のベラボン

ベラボンにはいくつか種類がありますが、今回は開封してすぐに使用できるプレミアムタイプを使用します

ベラボン・プレミアム

肥料(元肥)

チューリップを植え付けるときに入れる肥料
緩効性肥料と言います

今回は「マグァンプK 中粒」を使用します

マグァンプK 中粒

肥料(追肥)

チューリップの芽が出始めたら追加であげる肥料です

今回は手間の少ない「IB固形肥料」を使用します

私はバラ育成用で「バラの家 IB肥料」を持っていたのでこれをつかいましたが、
なにも持っていない方は「IB肥料」と呼ばれるものを購入してみましょう

バラの家 IB肥料

お気に入りの鉢を探しましょう

私はこちら、かご型の鉢に植えてみます


これは内側についているビニールに排水用の穴をあける必要があります

こんな感じで穴をあける場所に印をつけて、

ビニールをひっぱり出して切りましょう

穴をあけたあとはこんな感じです

鉢のサイズ感はこんな感じです(iPhoneXと比較)

鉢のサイズ感

似ている商品探してみました
サイズなどは若干異なりますがアマゾンや楽天で探すといろいろと出てきます

チューリップの球根 植えるとき芽が出ていても大丈夫?

今回購入した球根は芽が出てしまっていますね・・・。

チューリップ「ホワイトバレー」の球根 芽が出ている・・・


本来は、「植え付け」→「寒さにあたる」→「2月ごろ芽が出てくる」 となる予定なので購入時は芽が出ていない球根を選びましょう

今回は球根が紙袋に入っていたので確認できませんした・・・。
お店が暖かくて?芽がでてしまったのでしょう。

芽が出ていても購入後早めに植えて寒さにあててあげれば開花するはずなのでそのまま育てます!

球根を買うときの注意点
球根を触ってみてへこんだりするものは避けましょう
 販売時期問わず、腐食してしまったりする球根もありますので自分で確認するようにしましょう
・芽が出ていないものを選びましょう
 本来春前に芽が出るべきなので、年内に芽が出てしまうのは早すぎです

植え方

12月24日 植え付けしました

チューリップの植え付けは10月~12月と言われています
お住いの地域によって肌寒い日が続いてきたら植えるようにしましょう

暖かい時期に植えてしまうと球根が腐りやすくなるので注意

① 鉢の半分より多いくらい(2/3)までベラボンを入れます

ベラボンを入れる

② 肥料マグァンプKをひとつまみ入れて混ぜる

マグァンプKを入れる

割りばしがあると混ぜやすいです

ぐるぐる混ぜます

③ ベラボンをぎゅ~っと押し固める

ベラボンはふわふわなので、そのままだと根っこが張りにくいです

手でぎゅーっと押し込むことで球根が根を張りやすくなり大きく成長してくれます

ベラボンが押し固められて少し下がりますので下がりすぎたときはベラボンを追加で入れましょう

球根の先端が隠れるくらいベラボンを被せたいので球根を置いてみて高すぎたり低すぎたりするときは高さを調整しましょう

押し固めると高さが低くなるのでベラボンを追加する

④ 球根を並べる

こんな感じでぎっしり並べました

球根は密に植えると開花時にボリュームが出てきれいです
ただし、球根と球根がくっついていると球根自体が成長して大きくなりにくいので、来開花させにくくなります

球根を8個入れました

⑤ 球根の上にベラボンを被せる

球根を隠すようにベラボンを振りかけましょう

球根が隠れるくらいベラボンをかける

振りかけたベラボンも指で押して固めてあげましょう

⑥ 最後にお水をあげる

お水はたっぷり、鉢底から水がたくさん流れ出るまで上げます

お水をたくさんあげる

一度水を上げた後2,3分後にもう一度上げましょう

ヤシの実繊維がしっかりと吸水してくれます

開花までのお世話

植え付けが終わったら、あとは開花までのお世話です!

といっても、することは少ないです

水をあげつつ、芽が出てきたらIB肥料を上げるだけです☆

同じやり方で別の鉢にも植えました

水やり

ベラボンの表面が乾いてきたら鉢底から水が流れるまでたっぷりあげましょう

水をたっぷり上げることで中の空気も入れ替わり、球根が酸素も吸収できます

冬場は乾きにくいので、地域にもよりますが、3~5日に1度くらいの水やりでよいと思います

ベラボンにしっかりと吸水させるため、水をあげるときは2回に分けてあげましょう(少し手間ですが)
2~3分間隔をあけるとベスト!

芽が出たら追肥+陽当り良く

肥料はなくても育ちますが追肥してあげるとお花のボリュームが大きくなります

追肥に使うのはこちら、IB肥料

IB肥料

水をあげるとこの白い球から栄養分が溶けてチューリップが吸収していきます

このくらいの大きさの鉢なら5粒くらいでよいでしょう!

このままでは見た目があまりよくないのでベラボンの中に埋めてあげましょう!

IB肥料をあたえる

また、芽が出てからは陽当りの良い場所に置きましょう

花芽が色づいたら室内管理でもOK

チューリップは寒さにしっかりあてると花芽が出てきます

花芽がでてきて色づいてきたら室内の日が当たるところに置いて開花を楽しむこともできます

もちろん、そのまま外で育てても大丈夫です☆

開花までの成長の様子

2月中旬
芽が成長してきましたね

2月中旬の様子

3月中旬の様子

3月中旬の様子

3月末 蕾ができました

3月末の様子 蕾ができた
3月末の様子 色合いが独特ですねチューリップ「ホワイトバレー」

小さいポッドの方は少し元気がないですね・・・

3月末 小さいポッドの方は葉が小さい

開花の様子

4月上旬 ついに開花しました!

4月上旬 開花した様子

お花のカタチも個性的でおしゃれですね☆

チューリップ ホワイトバレー
チューリップ ホワイトバレー

土を使わずに「ヤシの実繊維のベラボン」でチューリップが開花しました🌸

小さいポッドの方は元気のないまま開花の気配がなかったので花首切ってしまいました
ポッドが小さすぎた + 水を上げすぎたかもしれません・・・・(反省)

開花後 球根に栄養をあたえる

開花後は花の部分だけ切り取りましょう

葉だけを残して光合成させてあげて、追肥をします
お水も葉が枯れるまでは続けましょう

そうすると、球根が栄養をためて、プクプク太ります

栄養をためれれば来年も花を咲かせられるかもしれません

葉が枯れたら球根を掘り起こして室内の涼しいところで冬まで保管しましょう

根っこの様子

花の時期が終わったのでポッドから抜いてみました

4月中旬 根の様子
4月中旬 根の様子

しっかり根がはっているのがわかりますね!

不要になったものは可燃ごみへ

ベラボンの良いところは「可燃ごみ」に捨てられるということ!

不要になったら可燃ごみに捨てましょう
土だと処分が手間なのです・・。

まとめ

土の代わりにヤシの実繊維のベラボンを使ったチューリップの育て方をご紹介しました

初めてガーデニングを行う方や、土を触ることに抵抗があって草花を育てたことがない方にとってヤシの実チップのベラボンはとっても使いやすいと思います

また、チューリップは花、茎、葉どれもシンプルできれいですし、虫もつきにくいです。

ヤシの実繊維のベラボン+チューリップの組み合わせ でガーデニングにチャレンジしてみませんか?

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この記事を書いた人

ほんの小さなお庭でせっせと草花を育てて日々ときめいているガーデナー
育てている草花の育成記録をたくさんの写真を使ってご紹介しています
基本の育て方から実際の状況までみなさんのお役に立てる情報を掲載します!

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