「ベンチストッカー、結局どれが正解?」そんなあなたへ

アルミ製と樹脂製どっちを選べばいいの?



玄関・ベランダを片付けたい!コスパいい収納庫はどれ?



小型収納庫って種類がたくさんあって迷いますよね



人気の4機種を比較したので参考にしてみてね
玄関やベランダって、気づいたら仮置きの荷物でごちゃごちゃ…なんてことありますよね。
そんなときに活躍するのが、小型で置きやすい「ベンチストッカー」です。
物置ほど大きくなく、高さも低めなのでアンカー工事なしで設置OK。
せまい通路やベランダにもスッと収まって、置くだけで生活感をスッキリ隠せます。
本記事では、数あるベンチストッカーの中から特におすすめの4モデルを厳選して徹底比較&レビュー。
• 防水性はどう?
• 開閉しやすいのは?
• 長持ちする素材は?
など、実物をチェックした筆者が写真付きでリアルな使用感を紹介します。


あなたの使用シーンに合ったベンチストッカーが、この記事で見つかります。
ぜひ最後までご覧ください。
- カインズ『静かに開閉できるアルミ収納ベンチ』
→ 防水構造が優れていて、蓋の開閉もノンストレスで使い勝手最強!
物の出し入れがしやすく、長く使いたい方はコレで決まり。価格はやや高い。 - グリーンライフ『アルミベンチストッカー』
→ 軽くて高耐久の収納庫が欲しいならコレ!。
アルミ製の中では安価。防水構造も⚪︎。開閉にやや難あり。 - 山善『ガーデンマスター マルチストッカー』
→ 高耐久!おしゃれ!安い!+取っ手付きで開閉も楽々
通気性が高くニオイ・湿気を溜め込まない。 - アレベルト『ベンチストッカー』
→ 大容量で一番安い!「とりあえず片付けたい」そんな方におすすめ
Amazonベストセラー。樹脂製のため耐久性は△ですが価格と収納力はピカイチ☆
屋外用の小型収納庫(ベンチストッカー)が売れている理由
せまい通路やベランダにもおけるサイズ感


ベンチストッカーの大きなメリットは、「限られたスペースにも収まりやすいサイズ感」です。横長で高さを抑えた形状なので、住宅まわりの狭い通路やベランダでも圧迫感なく設置できます。
奥行き40〜50cm前後のモデルが多く、幅80cm程度から展開されています。
「物置だと大きすぎるけど、収納力も見た目もしっかりしたものが欲しい」
そんな人にとって、ベンチストッカーは“ちょうどいい”選択肢。
樹脂製・スチール製・アルミ製などがあり、予算や用途に合わせて選べます。
アルミ製・スチール製は紫外線劣化に強い


ベンチストッカーは主に「樹脂製」「スチール製」「アルミ製」があります。
樹脂製は安価で大容量のものが多く「とりあえず片付けたい!」そんなときにはおすすめです。
しかし直射日光(紫外線)の影響を受けやすく、表面が白っぽく変色したり、ボロボロになってしまうこともあるため、屋外での長期使用には注意が必要です。
一方、スチール製・アルミ製は紫外線による劣化が起きにくく耐久性があります。
ただし、注意したいのは“サビ”の発生です。
塗装が剥がれると、そこから雨水や湿気が入り込み、サビが生じやすくなります。
とはいえ、耐候性に優れた塗装が施された製品であれば、こうしたリスクも抑えられ、長く安心して使うことができます。
※「UV耐候材入り」と記載された樹脂製もありますが、屋外の厳しい環境ではどうしても経年劣化は避けられません。使用場所や日照条件によって耐久性は大きく変わるため、長く使うならスチール製・アルミ製が無難です。
ベンチストッカーの選び方|失敗しない3つのポイント
ベンチストッカーは種類が多く、どれを選べばいいか迷いがちです。
見た目や価格だけで選ぶと、使いにくさや後悔につながることも。
実物を触って比較してきた私が実感した、特に重要なポイントをご紹介します。
開閉のしやすさ|超重要
「開け閉めなんてどれも同じでしょ?」と思っていませんか?
実は製品によって使い勝手はかなり違うので、購入後に「思っていたのと違う」とならないようにしっかりチェックしていきましょう。
結論から言うと、「静かに閉まるダンパー(カインズ製)」または「フタに取っ手が付いているタイプ(山善製)」が開閉の手間が減りストレスが少ないです。
実際に腰より低い位置のフタ、どうやって閉めるのか想像してみましょう
1.手の甲を上にして蓋をもつ


2.蓋を下げる


3.蓋が半分下がると手の角度的に親指が蓋から外れる
親指が蓋から外れると蓋がバタン!と勢いよく閉まってしまいます
「バタン!」とならないために 手の甲を下にして蓋を持ち替えて閉める必要があります(下写真の状態)


これが毎回の開閉で発生すると大きなストレスになります
そこで活躍するのが「静かに開閉できるダンパー」or「取っ手」なのです
ダンパーがあると親指が外れた後、手を離しても勝手に静かに閉まってくれます


またダンパーがなくてもフタに開閉の取っ手があれば代用できます


このように開閉のしやすさは製品によって大きく異なるため選ぶ際にはこうした細かい使いやすさにも注目しておくと満足度の高い買い物につながります
防水性|水の入りにくさには差がある


ベンチストッカーなどの屋外用収納庫は、通気性を確保する構造になっており、完全防水のものはほとんどありません。
その理由は、「湿気」や「結露」によるカビや劣化を防ぐため。
完全防水ではないものの、どの製品も実用上は問題ないレベルの防水性能は備わっています。
その中でも、各メーカーによって、防水性に力を入れている製品と、通気性に力を入れている製品があります。
防水性重視|カインズのアルミ収納ベンチ
防水性を重視するなら、カインズのアルミ収納ベンチがおすすめです。
上フタの縁には専用パッキン(ゴム)がついており、雨水の侵入を強力にガードしてくれます。


実際に私が行った豪雨を想定した防水試験でも、内部への雨水の付着はありませんでした。
▼詳しくはこちら
👉カインズアルミ収納ベンチ|防水性能を実験レビュー
通気性重視|山善ガーデンマスター ベンチストッカー
こちらは通気性を重視した製品


山善ベンチストッカーの上フタには、通気性を確保するための3mmほどの隙間があります。
そのため、強風をともなう雨の日には、雨しぶきが内部に入り込む可能性があります。
とはいえ、フタ全体がしっかりと収納庫を覆う構造になっているため、中の荷物がびしょ濡れになる心配はほとんどありません。
耐候性|スチール製・アルミ製は長持ちする


屋外で使うベンチストッカーは、日差しや雨風にさらされるため、耐候性はとても重要なポイント。
一般的に、スチール製・アルミ製は樹脂製に比べて紫外線や経年劣化に強く、白っぽく変色したり、表面がボロボロになることが少ないというメリットがあります。
ただし、スチール製・アルミ製の弱点はサビ。そのため、塗装の質が耐候性を左右します。
| 製品 | 塗装の種類 |
|---|---|
| カインズ アルミ収納ベンチ | ポリエステル樹脂塗装 |
| 山善ガーデンマスター ベンチストッカー | ポリエステル塗装 |
| グリーンライフ アルミベンチストッカー | エポキシ樹脂塗装 |
| アレベルト 樹脂製ベンチストッカー | UV耐候剤入り樹脂素材 |
この記事でおすすめしているスチール製・アルミ製の製品はどれも耐候性の高い塗装を使用しています
樹脂製のアレベルト製品は塗装ではなく、紫外線劣化を防ぐための添加剤を配合した樹脂です。添加剤の種類によって耐候性が大きく変わります。
アレベルトは大容量+安価が売りのため、最新構成なUV添加剤が使用されているとは考えにくいので耐候性は期待しないほうが良いでしょう。日陰など太陽光や雨の当たらない場所での使用が推奨です。
【比較表】アルミ製?スチール製?樹脂製?ベンチストッカー徹底比較
ベンチストッカーは、見た目が似ている商品が多く、「どれを選べばいいの?」と迷ってしまいがちです。
ここでは、人気の4製品を「耐久性・価格・防水性・通気性・重さ・開閉しやすさ」の軸で比較しました。
実際に現物を確認して感じたリアルな評価を反映しています。
購入前にしっかり比較して、自分にぴったりの一台を見つけましょう!
| 商品 | 材質 | 耐久性 | 価格 | 防水性 | 通気性 | 重さ | 開閉しやすさ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() ![]() アレベルト製 | 樹脂 | 劣化 しやすい | 幅123cm 約1.5万円 | 雨漏れ あり | 幅123cm 15kg | 変形 しやすい | |
![]() ![]() 山善製 | スチール | 高耐久 | 幅125cm 約2.1万円 | 雨しぶき❌ | 幅125cm 21kg | 取っ手で楽 | |
![]() ![]() グリーンライフ製 | アルミ | 高耐久 | 幅114cm 約2.5万円 | 雨に強い | 幅114cm 11kg | 手間あり | |
![]() ![]() カインズ製 | アルミ | 高耐久 | 幅120cm 約2.9万円 | 雨に強い | 幅120cm 12kg | 静かに開閉 |
・ アレベルト製は、「耐久性より、収納力と価格で選びたい!」方におすすめ
・ 山善製は、「できるだけ安く、高耐久でおしゃれなものがいい!」方におすすめ
・ グリーンライフ製は、「軽量+高耐久で一番安いものが欲しい」方におすすめ
・ カインズ製は、「使いやすくて防水性が高いものがいい!」方におすすめ
ベンチストッカーの4機種詳細レビュー|防水性・通気性・使いやすさ・耐久性・価格
【レビュー】カインズ|静かに開閉できるアルミ収納ベンチ
「快適に長く使いたい!」人におすすめ!
- 防水性:水切り構造がしっかりしており、4製品の中で最も安心感あり
- 開閉のしやすさ:静かに閉まるダンパー付きで、使いやすさNo.1
- 耐久性:ポリエステル樹脂塗装でサビに強く、屋外でも長持ち
- 価格:4製品の中では高め
水の入りにくさはトップクラス!蓋の開閉もノンストレスで使い勝手最強!


色「ベージュ」
主張しないシンプルなデザイン。
蓋の端部は丸くなっているので安全性も◎


カインズの製品はなんといっても、開閉が楽。ストレスフリーで蓋を閉めれます。
腰より低い位置の蓋の開閉、特に閉める操作時は、静かに閉まるダンパーは必須です!本当に便利
前項の「開閉のしやすさ|蓋の操作感は超重要」で詳しく解説しています ここをタップでページ移動します


私はこの収納ベンチを家の横の狭い通路に設置しているため側面からフタを開閉することも多いのですが──
横からでもスムーズに開閉できて、全く問題ありません。


フタを開けたところです
フタの裏にある黒色のゴムが雨の侵入を防ぐ水切り材
これがあるとフタの横から吹き込む雨の侵入も抑えることができます
フタを閉めた様子


前も横もしっかりゴムの水切りがカバーしていて雨の吹き込み抑える作りになっています




【レビュー】グリーンライフ|アルミベンチストッカー
「軽量+高耐久で一番安いものが欲しい」方におすすめ
- 防水性:水切り構造はまずまず。ただしゴムの露出がやや気になる
- 開閉のしやすさ:静かに閉まるダンパーなし&取っ手もなし。閉めるときにやや不便
- 耐久性:エポキシ樹脂塗装で耐久性も十分
- 価格:アルミ製の中で最もリーズナブル


外観はカインズ製品と似ており、水切りゴムをついています


蓋を開けた様子。
フタの端に水切りゴムが付いているためゴムがピロピロして気になる
水切りゴムが露出しているため太陽光による劣化が心配
ゴムなのでネトネトしたり、水切りとしての機能が落ちる可能性がありそうです


フタ開閉時に指にこのゴムが当たります
ちょっとしたことですが、開閉時のストレスになります


蓋を閉めるときに「バタン」と大きな音を立てて閉まります


Q:グリーンライフのベンチストッカーにはダンパーが付いているのでは?
A:はい、ダンパーは付いていますが、閉じる動作をゆっくりにするためのものではありません。
このダンパーは、上フタを開いた状態で保持するための補助パーツです。
風などで突然フタが閉じるのを防ぐ役割は果たしますが、フタを閉じきるときにはブレーキがかからない構造です。
そのため、閉めるときは最後まで手で支えながら静かに閉じるようにしましょう。
【レビュー】山善|ガーデンマスター ベンチストッカー
「できるだけ安く、高耐久でおしゃれなものがいい!」方におすすめ
- 防水性:水切り構造がやや弱め。その分通気性が◎、湿気・カビ対策になる
- 開閉のしやすさ:ダンパーなしだが、取っ手付きで開閉しやすい
- 耐久性:ポリエステル塗装で錆びにくく、耐候性も〇
- 価格:鋼製の中では最も安価
フラットな蓋!シンプルデザイン+取っ手付きで開閉も楽々


山善ガーデンマスターのベンチストッカーは、シンプルでフラットな上フタが特徴です。
一般的なベンチストッカーは上フタにスジ模様や凹凸のあるデザインが多いですが、山善製はツルっとしたフラットな形状で、他とは違うおしゃれな印象になっています。
蓋を閉じた状態で横から見た様子がこちら


山善ベンチストッカーの上フタには、通気性を確保するための3mmほどの隙間があります。
そのため、強風をともなう雨の日には、雨しぶきが内部に入り込む可能性があります。
とはいえ、フタ全体がしっかりと収納庫を覆う構造になっているため、中の荷物がびしょ濡れになる心配はほとんどありません。


フタの隙間だけでなく、底面にも通気口が多数あります。
この構造によって、庫内に湿気がこもりにくく、カビや嫌なニオイを抑えてくれます。


蓋に取っ手がついているため開閉は楽です


フラット形状の蓋は魅力的ですが注意点があります
蓋の汚れの一例です


雨にうたれていると、水玉模様に汚れが浮きでてしまいます
山善ベンチストッカーはスチール製のため少し重たいです(120cmサイズで約21kg)
設置する時は大人2人で持ち運びましょう
アレベルト|ベンチストッカー【樹脂製】


Amazonベストセラー
楽天ランキング第1位 20冠
樹脂製の中で一番売れてているアレベルトがおすすめ。
- 防水性:雨水の侵入はなさそう。劣化で変形すると隙間から雨漏れリスクも
- 開閉のしやすさ:ダンパーつきで楽に開閉。ややたわみ感あり
- 耐久性:雨、太陽光の当たる場所では色の劣化、表面がボソボソになるリスクあり
- 価格:大容量で低価格、勢いで買っても満足できるレベル
- 大容量で満足
- ダンパー付きでゆっくり閉まる
- 2ヶ月間使用で雨漏れなし
- 組み立て簡単 2人で15分〜30分(樹脂ハンマーがあると楽)
- フタがたわむ
- チープな感じがある
- 数週間で変形してフタが閉まらなくなった
- 届いたときに変形、割れがあった
- 70kgの人が座ったら割れた
口コミでは、大容量に満足していることと、組み立てが簡単という点が高く評価されていました。
評価の低い口コミでは樹脂製であるため見た目の点やたわみ、初期不良などの声が多数見られました
初期不良の場合でもアフターフォローがしっかりしていた との声もありましたので安心して購入できそうです
購入前によくある質問Q&A
- ベンチストッカーは雨漏りしますか?
-
完全防水ではありませんが、製品によって水の侵入を防ぐ構造に差があります。
実際に4製品を見比べたところ、フタ部分にある“水切り構造”が異なっていて、防水性に明確な違いがありました。
ただし、いずれの製品も屋外設置を想定しており、小雨程度なら内部に水が入る心配は少ないです。
心配な場合は、軒下や壁際など、直接雨が当たらない場所に設置するのがおすすめ。 - サビは気になりますか?
-
基本的には屋外使用を想定して塗装されているため、すぐにサビる心配はありません。
今回比較した鋼製3製品もすべて「ポリエステル樹脂塗装」や「エポキシ樹脂塗装」といった、サビに強い塗装が施されています。特にポリエステル樹脂塗装(カインズ製・山善製)は紫外線にも強いため、耐候性に優れています。ただし、キズやへこみなどから塗装がはがれると、そこからサビが発生する可能性はあります。
そのため、ぶつけたりして塗装が剥げた箇所は早めに補修するのが安心です。
※補修といっても、100円均一屋ホームセンターで売っているペンタイプの塗料で十分です - 樹脂製ベンチストッカーの方が安いけど、どっちがいい?
-
太陽光や雨が当たる場所に設置するなら耐候性の高いスチール製・アルミ製がおすすめですが、とりあえず大容量で安いもの欲しいなら樹脂製でも良いでしょう。屋外で数ヶ月使用して異常が起きたという口コミもなかったです。
UV加工された樹脂製ベンチストッカーもありますが、それでも長期間屋外で使えば少しずつ劣化は進みます。加工の質や設置環境によっては、白化やひび割れが起きることもありますし、特に日当たりが強い場所では注意が必要です。 - 1人で組み立てできますか?
-
カインズ製のアルミ収納ベンチは1人で組み立てできました。
ベンチストッカーの構造はどのメーカーも似ていますので参考にしてください
→「カインズのアルミ収納ベンチを1人で組み立て!所要時間とコツを徹底レビュー」
まとめ|あなたにピッタリのベンチストッカーで快適な屋外収納を
玄関先やベランダに散らかっている荷物を片付けたいなら、ベンチストッカーはとても使い勝手の良い屋外収納庫です。
高さが低いためアンカー工事は不要。さらにサイズ展開が豊富なので、ベランダの空きスペースや住宅周りの狭い通路など、デッドスペースを有効活用できます。
ベンチストッカーには、スチール製・アルミ製・樹脂製などさまざまなタイプがあり、また価格・防水性・通気性・開閉のしやすさにも違いがあります。
それぞれの特長を比較して、自分の使い方にぴったり合った1台を見つけてください。
まずは1台あるだけで、玄関先やベランダの「仮置き荷物」問題がスッキリ解消され、
足を引っかけて転びそうになる…そんなストレスもなくなるはずです!
✅ あなたに合ったベンチストッカーはどれ?
- アレベルト製:とにかく価格と収納力重視ならコレ!
- 山善製:高耐久&おしゃれデザインをできるだけ安く手に入れたい方に
- グリーンライフ製:軽量かつ高耐久、そして価格重視のバランス派におすすめ
- カインズ製:開閉のしやすさ&防水性を重視するならベストバイ!









