
玄関先やベランダが片付かない・・・



キャンプ用品や子供の遊び道具とか収納場所に困るんだよね



ついつい仮置きしたままになってゴチャつきますよね



そんなときに活躍するのは気軽に置ける「ベンチストッカー」
狭い通路やベランダでもスッキリ収まるよ
物置ほど大きくなく、高さも抑えられているためアンカー工事なしでも設置できるのが魅力です。
この記事では、山善ガーデンマスターのベンチストッカーの実物レビューを写真付きでご紹介。
各メーカーのベンチストッカーを徹底的に比較してきた私が、山善製品のメリット・デメリットを正直に解説します。
「使い勝手はどう?」「防水性は十分?」「他社品や樹脂製との違いは?」
そんな疑問もこの記事を読めばスッキリ解消。
山善のベンチストッカーが、自分の収納ニーズを満たせるか判断できる内容になっています。
山善ベンチストッカーはこんな人におすすめ!
- 濡れたものや湿ったものを収納する可能性がある方
- カビの発生を防ぎたい方
- 山善のシンプルでおしゃれなデザインが気になっている方
- 水しぶき程度のわずかな雨の侵入なら許容できる方
「もっと高い防水性が欲しい!」そんな方には【カインズ製のアルミ収納ベンチ】がおすすめしています
下記記事でも詳しく解説しているのでぜひご覧ください
あなたにぴったりの小型収納庫を選ぶための比較記事や製品レビュー記事を多く書いています。
ぜひ参考にしてください
屋外用の小型収納庫(ベンチストッカー)が売れている理由
狭い通路やベランダにもおけるサイズ感


ベンチストッカーの大きなメリットの一つは、「限られたスペースにも収まりやすいサイズ感」です。横長で高さを抑えた形状なので、住宅まわりの狭い通路やベランダでも圧迫感なく設置できます。
奥行き40〜50cm前後で収まるモデルが多く、幅80cm程度から展開されています。
「物置だと大きすぎるけど、収納力も見た目もしっかりしたものが欲しい」
そんな人にとって、スチール製やアルミ製ベンチストッカーは“ちょうどいい”選択肢。
樹脂製もありますが長く綺麗な状態を保ちたいならスチール製・アルミ製がおすすめ。
鋼製は紫外線劣化に強い


ベンチストッカーは主に「樹脂製」と「スチール製」「アルミ製」があります。
樹脂製は直射日光の紫外線の影響を受けやすく、表面が白っぽく変色したり、ボロボロになってしまうこともあります。軽くて扱いやすい一方で、屋外での長期使用には注意が必要です。
一方、スチール製・アルミ製は紫外線による劣化が起きにくく耐久性があります。
ただし、注意したいのは“サビ”の発生です。
塗装が剥がれると、そこから雨水や湿気が入り込み、サビが生じやすくなります。
とはいえ、耐候性に優れた塗装が施された製品であれば、こうしたリスクも抑えられ、長く安心して使うことができます。
※「UV耐候材入り」と記載された樹脂製もありますが、屋外の厳しい環境ではどうしても経年劣化は避けられません。使用場所や日照条件によって耐久性は大きく変わるため、迷ったらスチール製・アルミ製が無難です。
【レビュー】山善|ガーデンマスター ベンチストッカー
見た目、サイズ感は?


山善ガーデンマスターのベンチストッカーは、シンプルでフラットな上フタが特徴です。
一般的なベンチストッカーは上フタにスジ模様や凹凸のあるデザインが多いですが、山善製はツルっとしたフラットな形状で、他とは違うおしゃれな印象になっています。
蓋を開けた様子がこちら


注意点:フラットな上フタは汚れや凹みが目立ちやすい


シンプルでスタイリッシュな見た目の反面、雨の跡や凹みが目立ちやすいという点には注意が必要です。
何かを落として凹んでしまうと光の反射加減で凹みが目立ってしまいます
サイズ展開は3種類(幅のみ違いあり)
サイズ(外寸) | 幅 | 高さ | 奥行 | 価格 |
---|---|---|---|---|
85サイズ | 85cm | 52cm | 49cm | 約17,000円 |
125サイズ | 125cm | 52cm | 49cm | 約21,000円 |
155サイズ | 155cm | 52cm | 49cm | 約27,000円 |
ベランダや玄関先のスペースに合わせて選びましょう。
▼150cmタイプを実際に置いてみた様子がこちら
(※カインズ製品ですが150cmサイズの設置イメージです)


150cmサイズがあると収納力もかなり高い。
置けるスペースがあるなら大きめサイズがおすすめ。
防水性は?


結論から言うと、完全防水ではありません。
山善ベンチストッカーの上フタには、通気性を確保するための3mmほどの隙間があります。
そのため、強風をともなう雨の日には、雨しぶきが内部に入り込む可能性があります。
とはいえ、フタ全体がしっかりと収納庫を覆う構造になっているため、中の荷物がびしょ濡れになる心配はほとんどありません。
屋外収納は「完全防水ではない」が一般的
ベンチストッカーなどの屋外用収納庫は、通気性を確保する構造になっており、完全防水のものはほとんどありません。
その理由は、「湿気」や「結露」によるカビや劣化を防ぐため。
完全防水ではないものの、実用上は問題ないレベルの防水性能が備わっています。
キャンプ用品や、子どもの外遊び道具などであれば、問題なく収納できます。
通気性の高さが“カビ対策”にもなる


このベンチストッカーは、フタの隙間だけでなく、底面にも通気口が多数あります。
この構造によって、庫内に湿気がこもりにくく、カビや嫌なニオイを抑えてくれます。
- 湿ったままの荷物を一時的に収納したとき
- ベランダや日当たりの良い場所に置くとき
特に温度差の大きい環境では、庫内がムレてジメジメすることがありますが、通気性が高いことで湿気を逃しやすくカビの発生を抑制できます。
「もっと防水性が欲しい…」という方へ


防水性を重視するなら、カインズのアルミ収納ベンチがおすすめです。
上フタの縁には専用パッキン(ゴム)がついており、雨水の侵入を強力にガードしてくれます。


実際に私が行った豪雨を想定した防水試験でも、内部への雨水の付着はありませんでした。
▼詳しくはこちら
👉カインズアルミ収納ベンチ|防水性能を実験レビュー
使いやすい?開閉のしやすさは?


山善ベンチストッカーは、上フタに取っ手がついている点が地味に便利です。
特にフタを閉めるとき、この取っ手があると手でしっかり支えながら閉じやすくなります。
上フタは比較的重みがあるため、勢いよく「バタンッ」と閉まってしまうことがありますが、取っ手を握っていればゆっくり安全に閉めやすいのです。
ベンチストッカーの上フタは腰より低い位置にあるため、閉じるときに少しコツが必要です。
取っ手がない場合、
- 手の甲を上にしてフタを倒し始め
- 途中で手のひらを上にする持ち替え動作が必要になる
…と、少し手間です。
ですが、取っ手があることでこの持ち替え操作がスムーズに。
片手で支えながら静かに閉められるので、思った以上に快適です。


Q:上フタにはダンパーが付いているのでは?
A:はい、ダンパーは付いていますが、閉じる動作をゆっくりにするためのものではありません。
このダンパーは、上フタを開いた状態で保持するための補助パーツです。
風などで突然フタが閉じるのを防ぐ役割は果たしますが、フタを閉じきるときにはブレーキがかからない構造です。
そのため、閉めるときは最後まで手で支えながら静かに閉じるようにしましょう。
開閉の快適さ重視ならカインズ製がおすすめ


私は狭い通路に設置し、横から開閉することが多いので静かに閉まるダンパーがついているカインズ製にしました。
カインズ製品は開けるときも、閉めるときも、専用ダンパーによってゆっくり開閉します。
特に閉めるときは手で上フタを軽く倒すだけで自動でゆっくり閉まりますので、「バタンッ」と閉まることも、手を挟む心配も減ります。
他の収納ベンチと比べてどう?
収納ベンチ(ベンチストッカー)には、主に樹脂製とスチール製・アルミ製の3タイプがあります。
ここでは以下の3種類を比較してみました。
- 【樹脂】Amazonベストセラー「アレベルト」ベンチストッカー
- 【スチール】「山善」 ベンチストッカー
- 【アルミ】「カインズ」 収納ベンチ
商品 | 材質 | 耐久性 | 価格 | 防水性 | 通気性 | 重さ | 開閉しやすさ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() ![]() アレベルト製 | 樹脂 | しやすい | 劣化幅123cm 約 1.5万円 | あり | 雨漏れ15kg | 幅123cmしやすい | 変形|
![]() ![]() 山善製 | スチール | 高耐久 | 幅125cm 約2.1万円 | 雨しぶき❌ | 21kg | 幅125cm取っ手あり | |
![]() ![]() カインズ製 | アルミ | 高耐久 | 幅120cm 約2.9万円 | 雨に強い | 12kg | 幅120cm静かに開閉 |
※カインズ製品は楽天市場では取り扱いがありません
最安は「樹脂製」。でも、こんな注意点も…


とにかく価格を抑えたいなら、「樹脂製ベンチストッカー」が最も安価です。
1万円台で購入できるので、コスパ重視の方にとっては魅力的な選択肢です。
ただし、実際の使用者からはこんな口コミもあります:
- 太陽に当たる場所では、熱でフタが反ってしまった
- 雨のあと、内部が湿っていた
といった声も。
「耐久性は気にしない!」
「太陽の当たらないところで使う」という方ならオススメです
せっかく1万円以上出して購入するのなら、もう少し耐久性や防水性も重視したいという方は【スチール製】【アルミ製】がオススメです。
コスパ良い!カビを防ぎたいなら通気性◎の「山善」


「見た目がシンプルでおしゃれ」
「収納物をカビさせたくない」
そんな方には、山善のスチール製ベンチストッカーがおすすめです。
高耐久なスチール素材を使用していて、通気性が高い構造なので湿気がこもりにくく、収納物がカビにくいのが魅力です。
特に少し湿ったまま収納することがある場合などは山善製品がおすすめ。
幅125cmタイプで約21kgとやや重め
設置するときは2人で行いましょう。
価格帯も手頃で、「コスパよく丈夫な収納が欲しい」という方にはちょうどいい選択肢です。
開閉の使いやすさを重視するなら「カインズ」


一方で、開閉のしやすさを重視したい方にはカインズ製が最適。
価格は少し高めですが、使用頻度が高い方はこちらが断然おすすめです。
私はガーデニング用品を主に入れており週1~3回程度、収納の開け閉めをしますが、開閉のストレスはほぼなく快適です。


・フタを開けるときはフタを少し持ち上げるだけ
・閉めるときはフタを少し押し込むだけで自動で閉まる
手を挟んだり、「バタンッ」という音にビックリすることもありません。
↓カインズ製品 静かに開閉するアルミ収納ベンチを購入した私が徹底レビューした記事はコチラ


山善ガーデンマスター ベンチストッカーのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
高耐久素材の中では比較的安価 フラットでシンプルなデザイン 耐久性が高い 通気性が高い におい・カビの発生を防ぎやすい 取っ手付で開閉がラク イス・踏み台になる | 取っ手を持っていないとバタンと閉まる 樹脂製と比べてやや高価 強風時は雨しぶきが入る可能性あり 上フタがフラットなので汚れ・凹みが目立つ 内部に仕切りがない |
山善ガーデンマスターのベンチストッカーは、シンプルでおしゃれな見た目と高い通気性が特徴です。
取っ手付きのフタは開閉がしやすく、使い勝手も良好です。
素材は高耐久なスチール製で、アルミ製やスチール製の中では比較的安価に購入できるため、コストパフォーマンスも優れています。
ただし、通気性を確保するために、上フタの閉まる部分に3mmほどの隙間があります。
そのため、強風をともなう雨の日には水しぶきが入る恐れがありますが、通常使用において大きな問題になることはほとんどありません。
山善ベンチストッカーはこんな人におすすめ!
- 濡れたもの・湿ったものを収納する可能性がある方
- カビやにおいをできるだけ防ぎたい方
- 山善のシンプルなデザインが気に入っている方
- 水しぶき程度の雨の侵入であれば許容できる方
まとめ|通気性の良い収納庫なら山善ベンチストッカーがおすすめ
山善ガーデンマスターのベンチストッカーは、通気性の高さとシンプルなデザインが魅力の屋外収納です。
収納物が湿気やカビで傷むのを避けたい方には、特におすすめできます。
スチール製なので耐久性は十分ありながら、価格は比較的リーズナブル。
取っ手付きで開閉もラクに行えます。
一方で、フタの閉まり方には注意が必要。
閉じるときは手で最後まで支えないと「バタン」と閉まります。
また、通気のための隙間があるため、強風時の雨には注意が必要です。
それでも、「多少の水しぶきはOK」「通気性を優先したい」という方にとっては、非常にコスパの良い選択肢です。
玄関まわりやベランダがスッキリ片づくと、毎日のちょっとしたストレスがなくなります。
もう「仮置きした荷物に足をぶつける…」なんて日々とは、これでお別れです!
結論
- 濡れたもの・湿ったものを収納したい人
- 収納庫内のカビを防ぎたい人
- 山善のシンプルなデザインが気に入っている人
- わずかな雨しぶき程度ならOKな人
こうした思いの方には、山善ベンチストッカーはピッタリです。
一方で、防水性や開閉の快適さを重視する方には「カインズ製品」が最適。
「静かに開け閉めしたい」「頻繁に使う」という方は、少し予算を増やして検討してみてください。


屋外収納選びで迷っている方の参考になれば幸いです!
気になる製品があったらぜひAmazon、楽天で詳しく確認してみてください